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2005年 06月 18日
東京・新宿のインドネシア文化宮(GBI)で、今日から「アチェ“津波”絵画展」を開催。(~7月30日)GBIが主となる市民フォーラム「JAN(ジャパン・アチェ・ネット)」と、地元紙「スランビ・インドネシア」(Serambi Indonesia)が実施した絵画コンテストの受賞作品、およびアチェを代表する画家マフディ・アブドゥラさんが「津波」をテーマに描いた最新作を公開するもの。
アチェの被災は終息した訳ではない。心に深い痛手を負ったこどもたち。彼らは自らの封印した想いを絵の中に籠めているに違いない。子どもたちは絵を描きたいのだという、話したいのだという。私たちはその想いを読みとることができるだろうか。彼らの痛みを自らに引き受けて、感じることができるだろうか。 --------------------------------- ■「アチェ“津波”絵画展」開催 --------------------------------- ☆会期 2005年6月18日(土)~7月30日(土)11:00~18:00 *日・祝日および7月2日・16日(第1・ 第3土)、雨天時は休館 ☆会場 インドネシア文化宮 (JR高田馬場駅より徒歩約6分) 【主催】インドネシア文化宮(GBI) & 「Serambi Indonesia」 紙 & JAN(Japan Aceh Net) 【後援】じゃかるた新聞社、メトロTV本社 【展示絵画】 アチェ人画家マフディ氏の最新作7点 全アチェ州小中学生絵画コンクール受賞作品20点 計27作品 【同時展示&販売】 アチェ州各県より収集した各種伝統布、刺繍製品、音楽カセット&CD&VCD、書籍など。 売上金の一部は、JAN(Japan Aceh Net)を通じて義援金となります。 【募集】 アチェ“津波”絵画展を東京以外の地で2005年9月以降に開催可能な団体・ 個人を募集しています。貸し出しは無料ですが、作品の返却輸送費のみ負担していただきます。 【問合せ先】 okawa@mxg.mesh.ne.jp #
by ibuhijau
| 2005-06-18 23:05
| 支援イベント
2005年 06月 07日
ジャカルタ在住の水嶋真人氏が発行されている個人メールマガジン「YOGYA滞在記-SENYUM-」 は、ジョグジャカルタでの留学時代にはじまり、いつしかインドネシアという国に魅せられたひとりの日本人の、体験から生まれた率直な印象が書き綴られ、いつも読むのが楽しい。
その253号で、次のアチェ津波被災支援CDのことが触れられている。 ◇◆アチェ津波被災のチャリティCD◆◇ 「心の友インドネシアバージョン(仮題)」 ~五輪真弓と、インドネシアの人気歌手デロンがデュエット 8月24日発売予定 五輪真弓の「心の友」……と聞くと、ああ、と思いあたる日本のインドネシア好きは多いのではないだろうか。 私がはじめてインドネシアを訪れた1980年代半ば、すでに「心の友」は全インドネシア的大ヒットだった。はじめてのインドネシア、バリ。私はバリ・ガムランや舞踊を求めて、かの地を踏み、その思いは十全に満たされたのだが、それはさておき、私を日本人とみると、決まって投げかけられる言葉が「ココロノトモ」であり、「オシン」だったのだ。 歌手・五輪真弓には失礼だと思うが、その頃日本で流行っていたニューミュージック(?たしかそう言ったとおもうのだけれど)やポップスなどにきわめて疎かった私には、何のことやら……戸惑うだけだったというのが、本当のところだ。 けれど水嶋さんによれば、「ココロノトモ」はいまでも、いや今やというべきか、インドネシア社会の定番懐メロであり、日本人が主催したり、出席したりという会合の余興には、「ブンガワン・ソロ」と並んで欠かせない歌なのだという。 五輪真弓は「心の友」が機縁となって、ジャカルタでコンサートも行っている。でもその時、随分不愉快な体験をしたらしく、二度とインドネシアには行きたくないと思ったとか。その経緯については「SENYUM」vol.245-246に詳しいので、関心ある方はバックナンバーを御覧いただきたい。 (簡単にいえば、生の歌声のミンタ〈minta頼むこと〉、それも政府関係筋や警察などから、繰り返し繰り返し、強請されたことに由来しているらしい。) でもその模様も何となく察しがつく。だって私が知るインドネシアの芸能者ですら、こう言ったもの(彼は日本の基準からみても、大変なスタアだというのに)。「自分は政府や大使館の出演依頼はできるだけお断りする、だってあの人たちはミンタするだけだから」。つまり、彼の芸を尊重して、しかるべき謝礼を払うなどという考えは、頭からないということだ。もちろん、それを名誉と思う考え方も、逆にあるだろうけれど。インドネシアの公権力というものはそれくらい強く、ある意味で専制国家的にすら感じられる。しかも、五輪真弓のインドネシア公演は1982年、スハルト政権が不倒距離を着々と伸ばしていた頃なのだから。 でもそんな思いをしても、歌手五輪真弓にとって、「ココロノトモ」はきっと忘れられない作品になったのだろう。彼女が今回、アチェの被災者支援として、新たにCD発売に協力してくれたと聞くと、水嶋さんが書かれているように、一人のインドネシア好きの日本人として素直に嬉しい。 日本国内でも津波の直後から、大々的とは言えないかも知れないが、種々の支援イベントが開かれてきた。現在もまだそうした関心は途絶えたわけではない。細々とでも続いているのは感じられる。それだけですら、2004年12月のインド洋大地震・津波という災害が、私たちの心に空けた風穴は大きい、と思う。被災したひとたち自身はもとよりのこと、何千キロも離れたここにあってさえ、私たちがその穴を埋めるのに、どれほどの時間が、力が要るのだろうか。 阪神大震災によって、20世紀という現在に、はじめて私たちはその不安を味わった。世界は揺れている、と。不動のものではないのだと。戦争の時代を過去と見なしてきた私たちだったから。その不安を忘れかけたころ、2004年の中越大震災が襲った。その2ヶ月後、スマトラ島沖に誰も思うことすらなかった災厄が起きたのだ。忘れてはならないと思う。 思い出す。はじめてインドネシアの外島と呼ばれる地域、ヌサ・トゥンガラ・ティモール州(NTT)スンバ島へ行った時にも、「ココロノトモ」は日本人である私を迎えてくれた。泊まったホテルからほど近く、闇のなかに聞こえてくる賑やかな音に誘われ、同行の友人と覗いた先には、若者たちがロック(?)、ポップス(?)…何と呼んでもいいのだ、日本の若者が自分たちの音楽に興じるように、流行りの音楽を楽しんでいた。そして彼らもまた、私たちに「ココロノトモ」と呼びかけ、歓迎してくれたのだ。 --------------------------------------------------- ○水嶋真人さんのメールマガジン「YOGYA滞在記-SENYUM-」のバックナンバーは、次のサイトから。 http://www.melma.com/mag/29/m00013129/ ○配信システムは「melma!(メルマ)」、「まぐまぐ」にアクセスして下さい。 #
by ibuhijau
| 2005-06-07 05:27
| 雑感
2005年 05月 27日
AOTS (財)海外技術者研修協会より届いた、スマトラ島沖震災被災者支援の催し。
昨年末、甚大な被害を受けたインドネシア、スマトラ島では、その後も地震や暴風雨、火山噴火と次々に自然災害が続出し、住民には心安まる暇もないのではと思う。 災害支援の道は遠い。ひとつでもこうした催しが続いていくことに、希望をもちたい。 ======================= ■スマトラ震災チャリティー ~コンサート・国際交流パーティ~ ======================= 5月28日(土)AOTS (財)海外技術者研修協会 *東京都足立区千住東1-30-1 Tel: 03-3888-8231(会場のお問合せ) ☆開会 6:00~6:30PM…ミニコンサート(オカリナほか) 6:30~9:00PM…国際交流パーティ ☆参加費 コンサート=無料 国際パーティ=2000円(食べ物・ドリンク付) ★お問合せ=03-3888-8221(担当)業務統括課:森下 morishita-1@aots.or.jp *参加希望者は電話又はEメールにてご連絡ください。 主催=HOP(市民国際交流団体) #
by ibuhijau
| 2005-05-27 13:37
| 支援イベント
2005年 05月 27日
染織作家・インドネシア染織研究家の渡辺万知子さんによる展覧会。
渡辺さん所蔵の貴重なインドネシアの布を紹介、あわせてスマトラ震災チャリティとして、スライド上映会が催される。 =========================== ■スマトラ震災チャリティ~ ~インドネシア染織展とスライド上映会~ =========================== 5月29日(日)・30日(月)元麻布ギャラリー *港区元麻布3-12-3(オーストリア大使館前) 03-3796-5564 ☆開場=12:00~6:30PM ★14:00~16:00 スライド上映会 ☆スライド上映会会費=1500円(コーヒー付) ★お問合せ=03-3314-7505(渡辺) sensyokukoubouikat@jcom.home.ne.jp #
by ibuhijau
| 2005-05-27 13:29
| 支援イベント
2005年 05月 18日
バリ舞踊家・大西由希子さんの呼びかけで行われる、スマトラ沖地震・津波被災支援のイベントです。インドネシアではアチェ・ニアス復興庁(BRR)が設けられ、盛んに今後の計画が話し合われているということです。しかし、被災地への資金の流れは滞っている(?)のかどうかは判りませんが、実感として下りてきてはいないようです。
そしてつい先週、バンダアチェやムラボー、ロクスマゥエなど被害の大きかった地域にまた、大暴風雨が襲い、避難民キャンプでは支給のテントや鍋釜まで飛ばされてしまったとか…。いつまで続くのだろう、この苦しみ…何より怯え嘆いているのは被災者、アチェの人々にほかなりません。 国際社会の政府間では災害支援はすでに終了し、復興計画に目が移っているようですが、私たち個人は、やはり個人である被災者一人ひとりの生があることを忘れないでいたいと思います。 以下、大西さんからの案内文を引用します。 =================================== ■スマトラ沖地震・インド洋大津波支援チャリティーイベント ~チリデウィ/リンタンシシッ・グループ~ ◇Link Link ~踊りをつむいで心をつなぐ~◇ =================================== 2度にわたるスマトラ沖での地震と今までにないインド洋の大津波は、大きな被害を周辺各国にもたらしました。中でもインドネシアのスマトラ島アチェの被害はとても大きく、インドネシアと関わるしたちにも何かしたい、何かしなくては……と思い今回のイベントを企画しました。 「踊りをつむいで心をつなぐ」ことが出来ればと願っておりますので、少しでも賛同くださる方はぜひぜひご来場下さい。心よりお待ちしております。 当日はささやかながらお茶のご用意をしております。 被災地の今を写した写真の展示と、賛同して下さった作家さんたちのポストカードおよび雑貨の販売なども行います。 お時間がゆるす方は少し早めにお越しいただきおくつろぎ下さい。 寄付の金額などは後日チリデウィホームページにてご報告させて頂きます。 5月29日(日)法然院 *京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30番地 ○阪急四条河原町駅より 市バス32系統銀閣寺前行「南田町」下車 山に向かって徒歩5分 ○JR京都駅・京阪三条駅より 市バス5系統岩倉行「浄土寺」下車 山に向かって徒歩10分 ○京阪出町柳駅より 市バス錦林車庫行「浄土寺」下車 山に向かって疏水を渡り徒歩10分 http://www.honen-in.jp/SANPAI-J.html#A …地図などはこちらから ☆開場=6:00/開演=7:00PM ☆料金=1500円(お茶付き) ★出演=(バリ舞踊)チリデウィ・グループ+大西由希子 (ジャワ舞踊)リンタンシシッ・グループ+佐久間新/ウィヤンタリ ★予約・お問い合わせ…tel: 090-5093-4640(大西) cilidewi2005@yahoo.co.jp 【舞踊演目】 ◇バリ舞踊◇ パニャムブラマ/トゥヌン/レゴン・クラトン・ラッサム/タルナ・ジャヤ ◇ジャワ舞踊◇ ゴレッ・クニョ・ティヌンベ/クロノ・ジュンクン・マルデヨ 【写真展】 スマトラ沖大地震・津波被害追悼写真展 *写真提供:インドネシア文化宮(GBI) 【雑貨販売】 ポストカード・Tシャツなど ◆今回のすべての収益金は、JAN(ジャパンアチェネット)に寄付いたします。 当日の募金も歓迎です。 -------------------------------------------------------- ●JAN(ジャパンアチェネット) …インドネシア文化宮(GBI)が中心となり、アチェの有力新聞『Serambi Indonesia』を現地パートナーとして、地震・津波被災支援募金のため立ち上げられた市民フォーラムです。既に第1回の義捐金事業として、小・中・高校生を対象にSerambi Indonesia主催「「全アチェ州作文・絵画・詩コンテスト」が実施され、今日5/17には授賞式が行われたと聞いています。 津波によって思わぬ心の痛手を負ったアチェの子どもたちに、コンテスト参加が癒しともなり、未来への希望のひとつになったことを願っています。(受賞者には奨学金の目的で賞金が授与されます。) JANではさらに第2次事業として、『地震・津波の記録(証言集)』現地出版を支援してゆくとのことです。 ●JAN(ジャパンアチェネット)募金先 郵便振替口座:00190-5-544521 加入者名:インドネシア文化宮 *尚、通信欄に「津波出版」とご記入下さい http://clik.to/GBI #
by ibuhijau
| 2005-05-18 02:20
| 支援イベント
2005年 05月 01日
“プンチャック・シラット”(Pencak Silat)……日本でもインドネシアの伝統武術として、空手や合気道などにも通ずるものがあり、近頃知られるようになってきた。インドネシア拳法とも呼ばれる。Silatという言葉の発祥はスマトラと聞くが、建国以後、ジャワの古武術を指す語Pencakと合体してインドネシア各地に広まってゆき、今では国民的スポーツとして親しまれている。
日本プンチャック・シラット協会から、在日留学生主体のアチェ・チャリティ・イベントの案内が届いた。津波被災についての報道は鳴りを潜めたが、だからと言って、被災地の現実は失われていない。最近の報道では、バンダ・アチェなど一部は“非常事態”地域から外されたというが、まだ多くの地域が“非常事態”下にあり、3月大地震の被害を受けたニアス島一円など、続く余震に脅える人々に、救援はなお切実に必要とされていると思う。 スマトラ、アチェの人々の苦難は続く。同じ時、同じ世界上に生きるものとして、心の中だけでも忘れないでいたい。 ============================== ■「アチェに月の光を」~インドネシア・チャリティー・デイ ~日本プンチャック・シラット協会目黒支部より~ ☆在日インドネシア留学生協会関東支部主催☆ =============================== このたび、在日インドネシア留学生協会関東支部により、2004年スマトラ島沖大地震・津波の最大被災地アチェを支援するチャリティーデイが開催されます。 取り急ぎ、その概要をお知らせいたしますので、関係各方面に宣伝していただければ幸いです。 なお、収益は協力のNPO法人を通じて全額、アチェの子供たちのための学校修復や教科書・本の購入に充てられることになっています。 インドネシア文化紹介の一環として、プンチャック・シラットも当日は協力いたします。 何卒インドネシアに御関心ある皆様の御協力を、心からお願い申しあげます。 日本プンチャック・シラット協会 目黒支部世話人 早田恭子 ========================== 5月7日(土) 四谷区民ホール *新宿区内藤町87 四谷区民センター9F 営団地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅下車・徒歩5分 都営バス「新宿一丁目」下車・徒歩1分 ☆時間=1:30~3:30PM *開場=1:00PMより ☆料金=1000円 ★チケット申込 1.アザニア・フィブリアニ 080-5676-6767 mail to: afibriani@yahoo.com 2.ドゥイ・ぺブリアンティ 090-1859-7058 mail to: uysangno@yahoo.com 3.ヘンダ・ムティア 090-9370-0726 mail to: mmarvale@yahoo.com 日本語可 4.シティ・ジャロ 080-5023-2906 mail to: jahroh54@hotmail.com 日本語可 主催=在日インドネシア留学生協会関東支部 後援=駐日インドネシア共和国大使館/新宿区 協力=NPO法人プリタ・インドネシア教育基金 【内容】 このイベントは主に「インドネシア文化の探訪」をメインテーマに、インドネシアの様々な地方の芸術、舞踊、音楽を紹介するとともに、インドネシアの民族衣装のショーを行います。 また、チャリティの目的であるアチェ地方の現状紹介なども予定しています。 ●インドネシアの音楽・舞踊 1.民族楽器(竹製):アンクルン 2.西スマトラ舞踊:タリ・ピリン 3.バリ舞踊:プスパウレスティ 4.アチェ舞踊:タリ・サマン 5.西ジャワ舞踊:タリ・ジャイポン ●インドネシアの伝統的な格闘技~プンチャック・シラット 日本プンチャック・シラット協会(JAPSA) メルパティ・プティ&プリサイ・ディリ ●民族衣装のファッションショー …南スマトラ、ジャカルタ、南スラウェシ(埼玉県理容美容専門学校) この他に、次のような内容も計画されています。 1. ビデオ上映…“アチェ:地震・津波の前と後” 2. アチェ州および北スマトラ州の地震・津波被災写真展示 3. インドネシアの特産品の紹介 詳細は次のWebサイトへ… http://ppikanto.andhi.biz/pief/ ----------------------------- 日本プンチャック・シラット協会 http://www.injcc.com/pencaksilat/pencaksilattop.htm 同・目黒支部 http://japsameguro.gozaru.jp/ #
by ibuhijau
| 2005-05-01 12:26
| 支援イベント
2005年 04月 12日
インドネシア文化宮(GBI)より、「第57期インドネシア理解講座」のお知らせ。
今回は先に3月19日より、バンダアチェを訪問された大川誠一・GBI代表の報告会および、アチェ名物カレー料理の試食会。 大川氏のアチェ訪問に伴う、JAN義援金の拠出報告や今後の計画は、GBIホームページに公開されている。また当日より「アチェ津波被災児童絵画展」も開催。 http://clik.to/GBI 以下、案内全文を転載する。 ================================ ■第57期インドネシア理解講座 ~アチェ現状ビデオ報告&アチェ・カレー試食会~ ================================ ☆日時=2005年4月16日(土)13:00~終了まで ☆会場=インドネシア文化宮(GBI) 東京都新宿区下落合1-6-8 Tel:03-3360-9171 or 03-5331-3310 Fax:03-3360-7179 ☆定員=約20名 ★参加費=¥2,000 アチェ・カレー代金を含む。 必要経費を除き「JAN(Japan Aceh Net)」を通じ義援金に使わせていただきます ★申し込み先… okawa@mxg.mesh.ne.jp 氏名、住所、電話番号(緊急連絡用として携帯電話番号も)を明記し、メールでお申し込みください。 【講座内容】 GBI代表によるアチェ訪問ビデオ報告 【アチェ・カレー試食会】 アチェの自慢料理といえば「アチェ・カレー」。“Rumoh Aceh”ブランドのカレー粉は、アチェ人が「インドネシア中で一番美味い」と太鼓判を押す絶品。巨大津波によってRumoh Acehの工場は流され、アチェの味がいつ復活するのか誰もが心配しています。GBIでは、津波被害を免れたバンダアチェ郊外のお店で、この今となっては“幻”のRumoh Aceh製カレー粉を十数個入手しました。アチェを舌で味わってください。 【アチェの命を感じる】 津波によって一面が瓦礫の原野と化した州都バンダアチェのウレレ地区。しかし、そこで、巨大津波の襲撃に耐えた大木がありました。木麻黄(Cemarah Laut=学名Casuarina Equisetifolia)、Asam Jawa(学名Tamarindus Indica)、そしてアチェ語でGlumpangと呼ばれる木です。 GBIでは、アチェ林業大学を卒業したムルダニさんの協力を得て、それらの木の苗を持ち帰りました。少し枯れ気味ですが、これらの木を通じてアチェの生命力を感じてください。また、津波が最初に上陸した地点から採集した砂、小石も同時展示します。 ----------------------------------------------------- 【JAN義援金送金先】 郵便振替口座 口座番号:00190-5-544521 加入者名:インドネシア文化宮 (尚、通信欄に「アチェ地震」または「津波出版」とご記入下さい) #
by ibuhijau
| 2005-04-12 12:41
| 講座・報告会
2005年 04月 12日
インドネシア文化宮(GBI)より、アチェの津波被災に遭った子供たちの作品公開案内。
去る3月、GBI代表・大川誠一氏が、JAN義援金の使用計画について協議するため、州都バンダアチェを訪問した折、支援プログラムの一環であり、またテストケースとして実施された「児童絵画教室」で描かれた作品が、GBIで展示される運びとなった。 【児童絵画教室の開催】 支援プログラムの最終決定以前に、大川氏の滞在中、2回の絵画教室が避難民キャンプで実施された。リーダーは同紙職員で画家のマフディ・アブドゥラ氏(2002年1月~6月個展、インドネシア文化宮)。マフディ氏は「子供たちは災害のトラウマで病んでいる。絵を描くことで、そのトラウマの一部でも引き出してあげたい」と語っている。氏は、去る1月27日放送のNHK番組でも“津波の悲しみを癒す画家”として紹介された。 開催資金はJANが画材をはじめ提供し、次の2箇所の避難民キャンプで行われた。 3月20日 大アチェ県ランプウ村 3月21日 大アチェ県ラドン村 ○指導:マフディ氏 助手:国立シーアクアラ大学建築科・女子大生3名 双方のキャンプで計29名が絵画教室に参加。ランプウ村での絵画教室は、同行した『じゃかるた新聞』記者が取材し、3月28日付紙面で報道されている。 以下、案内全文を転載する。 ============================== ■「アチェ津波被災児童絵画展」~4/16日開会 ============================== 2005年1月15日にスタートした「アチェ報道写真展」は来る4月16日(土)で最終日を迎えますが、インドネシア文化宮(GBI)代表のアチェ訪問を受け、現地紙「Serambi Indonesia(SI)」から提供される最新画像を加え、近く「第二次アチェ報道写真展」を開始する予定です。 それに先立ち、4月16日(土)より『アチェ津波被災児童絵画展』を開催いたします。州都バンダアチェ郊外の大アチェ県ランプウ村でJAN(Japan Aceh Net)とSI紙が3月末に実施した絵画教室の作品です。同村は、巨大津波によって、7,000名の村人の内、6,500名もの命が奪われました。奇跡的に生き残った子供たちが、自らが目撃した津波を描きました。計12作品の展示です。 #
by ibuhijau
| 2005-04-12 06:00
| 支援イベント
2005年 04月 12日
JAN(ジャパン・アチェ・ネット)大川誠一氏より、去る1月以来、JANに届いた寄付金の第1回使途について、報告が届いている。詳細は既にGBIホームページで公開されているので、そちらを参照されたい。
http://clik.to/GBI --------------------------------------------- 【義援金送金先】 郵便振替口座 口座番号:00190-5-544521 加入者名:インドネシア文化宮 (尚、通信欄に「アチェ地震」とご記入下さい) --------------------------------------------- 最終的に決定された支援プログラムについて、二、三触れてみる。 今回、JANによる支援は、全アチェ州小・中・高生による「作文・絵画・詩朗読コンテスト」という形で実施されることになった。一面きわめてジャーナリスティックな企画であり、また他方ではきわめて遠大な構想でもあると思う。 過去に日本では、新聞社が主となって子供たちの「作文コンクール」「絵画コンテスト」といった事業が行われていた(一部は現在も継続されているだろう)。勿論それと、この企画とを同列に論じることはできない。意義も趣旨も異なるのだから。ただ報道機関の発想というものが、国を問わず、似た形に結晶することに、ふとした感慨を覚えただけである。ひとつだけ言えば、阪神大震災、また昨秋の中越地震、それらの災害に直面して、日本の新聞社でこうした企画にまで発展したところがあっただろうか、寡聞にして知らない。 作文、絵画はコンテストとしても形が見えやすく、日本でも上術の通り、しばしば行われている。しかし「詩の朗読」部門というのは、いかにもインドネシアらしく、かつアチェらしいと思ったことだ。日本では「朗読」という行為は、少なくとも近代には、芸術的営為として余り認められてこなかったような気がする。近代日本語の特質とも関わりあるのだろうか…最近でこそ、一部に芸術家のパフォーマンスとして行われたりするが、それ程定着した感はない。 だが欧米では朗読は一つの演劇的、あるいは芸術的行為として、さまざまに演じられている。そして私が、インドネシアに関わるようになって驚いたのは、この国の人たちがいかに「語る」ことに長け、かつ惹きつけられるかということだった。現在を生きている詩人、小説家…などにしても、しかりである。レンドラ、プトゥ・ウィジャヤ、私が聴いたのは極僅かな例でしかないが、彼らの語りには文字で読む以上の豊かさがあり、世界は違った色合いを帯びて、ありありと眼前に現れた。声の向こうに立ち上がる世界、それを見せてくれたのがインドネシアの人々の「朗読」だった。その時はじめて、スカルノの雄弁に酔い、繰り返しそれを求めたという聴衆の心が判ったような気がしたものである。 アチェは「語り」で知られていると聞く。イスラムの伝統が最も強く行き渡っているこの地域だからこそなのかどうか、そこまで私に言うことはできない。だがこうした先入主によってか、この部門が設けられたことに驚きと喜びを覚えたと言おう。 3月28日、再び起きたニアス島地震を含め、今のスマトラ及びアチェには決して明るい光が射してはいない。それは誰の目にもしるく映っていることだろう。また政府による復興予算の相当程度が、軍事基地建設に充てられる、という話も聞く。 このような有様を見ると、さまざまな段階で、国家内における余りの溝の大きさに溜息が出るばかりだが、単なる外国の一市民に過ぎない者としては、対応できるところに希望をもつしかない。そして、その希望を何よりも必要としている普通の人々に、自分のできることは何か、一つずつ考えてゆきたい。 このSerambi Indonesiaによる企画が、アチェの子供たちの心に明るい光をもたらす一つであるように、ただ祈る。 #
by ibuhijau
| 2005-04-12 05:27
| 日本国内
2005年 04月 10日
インドネシア民主化ネットワーク(NINDJA)は、現地NGOとの培われてきた絆を生かし、スマトラ島沖地震・津波発生の直後から、被災地の住民と密着した援助活動を展開している。活動状況については、下記のサイトへ。
http://www.nindja.com/ 女性人権活動家として、そして女優として、著名なラトゥナ・サルンパエットさんの来日を機に、被災地に同じスマトラ島の出身でもある彼女の講演会が開かれることになった。 以下に、NINDJAからの案内全文を転載します。 ==================================== ◇◆インドネシア民主化ネットワーク(NINDJA)より◆◇ ■講演会:アチェ――軍事作戦と津波の二重苦のなかで ==================================== ◆スマトラ島沖地震:アチェの被害者への緊急カンパのお願い ◇振替口座 00190-8-76398 アチェ人道支援キャンペーン ----------------------------------------------------------------- 【講演会】 ○スピーカー=ラトゥナ・サルンパエット ○開催日程 4月13日(水)17:30~ 上智大学中央図書館812号室 *JR・地下鉄四ッ谷駅徒歩5分 言語:インドネシア語(通訳あり) 主催:上智大学アジア文化研究所 2004年12月26日のスマトラ沖地震・津波は、24万人の命を奪いました。とくに震源地に近いアチェでは、数十万人が、いまもテント生活を余儀なくされています。アチェでは、03年5月から戒厳令下にあり、インドネシアからの分離独立を求める武装ゲリラに対する軍事作戦が展開されてきました。津波後も、この軍事作戦は中止されることはなく、救援活動に専念すべきインドネシア軍の半数以上の兵力は軍事作戦に動員されています。 『アリア―セランビ・メッカの傷』でアチェの人権侵害について訴え、「ラトゥナ救援ポスト」を設立、被災者の支援にもあたっているラトゥナさんは、津波後のアチェをどう見ているのでしょうか。 ●ラトゥナ・サルンパエット 1949年7月16日、北スマトラ州北タパヌリ生まれ。98年、日本の「アジア人権基金」 より女性・特別人権賞を受賞。99年1月、インドネシア民主化支援ネットワーク(ニンジャ)の招きで、ストライキ参加後に殺害された女性労働者マルシナについて描いた『マルシナは訴える』を上智大学で上演。03年5月には、同じく上智大学で、アブドゥルラフマン・ワヒド元大統領とともに講演した。最近は、9月30日事件をテーマにした『闇の子どもたち』を演じている。今回は、国際交流基金の招待で来日。 #
by ibuhijau
| 2005-04-10 00:54
| 講座・報告会
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